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｜ 九月廿一日
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なべノ一年分ノ諸 ｜ （南条元信室、細川興秋女） （成政） （景延）
入費 ｜ 一、御鍋様御賄方、一年分ノ諸入目積り立、可懸 御目之旨、坂崎清左衛門・宗像清兵衛被申出候也
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三斎へ海鼠腸ヲ進 ｜ 一、三斎様へ、このわた持せ被進候歩ノ御小性寺戸二兵衛、申ノ上刻ニ罷帰、 御返書上申候也
ム ｜
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｜ 九月廿二日
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中津演能ノ猿楽師 ｜ 一、さるがく衆、来ル廿三日ニ、中津へ被遣候間、大橋ニ而振舞可申旨、長庵を以、被 仰出候、肴
等ヲ饗ス ｜ 遣、宿振舞也
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加藤忠広ノ通行ヲ ｜ 一、加藤肥後守殿御とをり候ハヽ、御注進可申上由、井上六右衛門方へ申遣候也
報ゼシム ｜
三斎へ参勤ノ家臣 ｜ 一、来ル廿八日ニ、中津へ御見廻之衆、
｜ （長良） （勝永）
｜ 伊藤金左衛門 小笠原宮内少 佐分利兵太夫 寺尾左助 西川與助 谷助太
｜ （重良）
｜ 夫 谷忠兵衛 荒木助左衛門 横山藤左衛門
｜ 廿九日ニ、中津へ参候衆、 筑紫大膳 筑紫八十郎
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｜ 九月廿三日
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｜ 一、今月之末ニ、上方ニ小早御上せ可被成旨、被 仰出候事
｜ （惟成）
家光へ献上蜜柑ノ ｜ 一、毎年 公方様へ御上被成候ミつかんよく仕可置旨、御郡中へ可申触由、竹原市蔵、被 仰出候
準備 ｜ 間、則、松本彦市・栗野伝介ニ申渡候事
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｜ 一、永井安太夫ニ、御米五拾俵被遣 御諚、御使湯浅太郎介
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｜ 一、西沢文右衛門おいニ、八人扶持被遣旨、被 仰出候、御使右同人
｜ （忠政）
｜ 一、江戸へ御飛脚弐人、森美作様へ御飛脚弐人、来ル朔日ニ可被差上旨ニ候、則、乗申御小早の儀も
｜ 可申付旨、竹原市蔵を以、被 仰出候事
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｜ 九月廿四日
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宇佐郡永荒新地ノ ｜ 一、宇佐郡永荒・新地之御検地之儀、中路加右衛門・松岡久左衛門ニ被仰出候事
検地 ｜
目安箱ヲ一郡ニ一 ｜ 一、十一月朔日ニ、目安箱一郡ニ壱つつゝ御出シ可被成旨、被 仰出候事
箇宛配置セシム ｜
忠利国廻リノ予定 ｜ 一、十一月中旬比、御国廻可被成候、御郡中之様子可被 聞召届旨、被 仰出候事
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櫓米ノ調査 ｜ 一、二番はゑのひつじぢ米、御茶ニ入候間、御郡奉行衆へ相触、調可上之由、八木杢御使にて、被
｜ 仰出候事 〃 ひつじ米
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鏡ヲ磨ガシム ｜ 一、御かゝミ一面、とがせ候へと、被 仰出、則、岩田甚太郎へ相渡候、御奉り小谷忠二郎にて候事、
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筑紫八十郎知行同 ｜ （筑紫広門）
夢庵合力米ノ懸リ ｜ 一、筑紫八十郎知行所、夢庵へ被遣扶持方御合力米、御積り被成、被遣候事、来年ハ懸り物御蔵納
物 ｜ なミニ懸可申 御意事
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｜ 九月廿五日 （記事なし）
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｜ 九月廿六日 （記事なし）
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｜ 九月廿七日
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忠利留守中ノ支出 ｜ 御留守之時
ハ河喜多正直へ相 ｜ 一、金銀米銭の儀ハ、少にても出シ申儀、河喜多五郎右衛門ニ相談可仕候、御奉公人抱申儀も、五郎
談セシム ｜ （片山）
｜ 右衛門と相談仕候て、抱可申旨、示庵を以、被 仰出候事
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｜ 九月廿八日
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谷助兵衛ノ待遇 ｜ 一、谷下総殿助兵衛殿へ、御米五拾石・大豆弐拾石可相渡旨、飯田才兵衛を以、被 仰出候、御知行
｜ 〃〃〃
｜ をも可被進之候へとも、先当分御不自由ニ可有之候間、被進之由、申可申入候旨ニ候事
｜ 〃
｜ （嶋津家久） （飯田）
嶋津家久飛脚ニ給 ｜ 一、松平薩摩守様ノ御飛脚両人ニ、銀子壱枚宛可相渡旨、才兵衛を以、被 仰出候事
銀 ｜
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■元和九年・覚書（九月廿一日～九月廿九日）
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