（元和十年三月）十一日
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｜一、十一日 晴天 米田甚左衛門〇 国遠道倫〇当番、但、道倫ハ国東郡安岐八兵衛所ゟ、書物持せ越候ニ付而、
｜ 返事仕候とて
｜ 〇飯後登城
｜ （主膳、衛則カ）（癰・たん） 小人
谷衛則室癰 ｜一、卯之下刻、谷主善殿御内儀庠之由、申来り候ニ付而、御長柄之者両人罷上候事
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｜ （政三） （幸長）
薮政三懸銀借米 ｜一、薮三左衛門御かゝり銀・御借米ハ、いかゝ被仕候や、被申越候、野田小左衛門申候ハ、上池ニ而、
｜ 御取立可被成由、申候事 くじ
明屋敷籤取 ｜一、平岡甚兵衛・小谷下屋敷、上井上六右衛門屋敷、高橋九左衛門・高橋五郎作・小川五郎八・鬮取
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｜ ニ而取候事、但、小谷下地 五郎作、平岡甚兵衛家 九左衛門、井上六右衛門家 小川五郎八取之事、
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拾郡山奉行誓紙ヲ ｜ （誓）
上グ ｜一、御山奉行三人、請人紙上ヶ申候事
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有馬刑部規矩田川 ｜ （規矩郡）
両郡ノ山ヲ請取ル ｜一、有馬刑アハ、当郡・田川の両郡ヲ請取候事
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下毛上毛両郡ノ算 ｜一、下毛・上毛之御郡代佐藤半介・堀江半兵衛、両人登城ニ而、御郡代被易ニ付而、去御取立之御米
｜ 算用之儀、仕かゝり候は、大坂へ罷上候儀延引、めいわく、亦、それ仕廻候まて、御惣庄屋ヲ是
｜ ニ留置候へバ、時分からの事二而候、御惣庄や根を存候間、両人大坂へ罷上候共、御算用とげ可
｜ （尋）
｜ 申由、被仰付候へと、申候へバ、先、野田小左衛門ニ、内證相聞候而、可仕義ニ候は、其分ニ被
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薮政三ノ借米ニツ ｜ 民ア殿へ
キ談合 ｜一、八つ已後、中津ゟ申来候薮三左衛門かゝり御借米之儀談合ニ、御奉行衆〇被参候事
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高札ニ記ス牛市開 ｜一、有馬刑ア、牛市立申高札日限、御奉行衆へ申入くれ候へノ由、申候ニ付而、則、申候へバ、其分
設ノ日限 ｜ 別可仕由、被申候事
｜ （国遠）
｜一、民ア殿へ、御奉行衆被参、談合、甚左衛門被参ニ付而、道倫不参事
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