「くずし字チャレンジ」というサイトがある。AI時代となり、いよいよくずし字が簡単に読める時代が非常に近いことを窺わせている。
注目していきたい。
つい二三か月前までは、木版物がよめるようになったと聞いた。
古文書の文字の形態は「くずし字用例辞典」に収容されているくらいの話ではない。
悪筆も含めて膨大な数になろうから、サンプル集めが大変だろう。
武家文書のみならず農民・商人の文書など手つかずの読めない文書が手元にあるから、お届けしようかと思うくらいである。
一文字一時間はまだよい方で、一日がかりになる時もあるし、お手上げになる文字も多い。
これがたとえ7~8割でも読めることになれば、あと2割に集中すればよいからこれは助かる。
例えば熊本大学永青文庫センター所管の「永青(北岡)文庫」の膨大な文書類の解読なども大いに進むことだろう。
長生きしてその成果を確かめたいものだ。
さしあたって私としては、今お預かりしている「Y家系譜」なる古文書の進捗が予定の半分にも達していない。これを何とかしなければと頭が痛い。
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■近い将来に
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