二三日前、わがAPの階段に蝉がいるのを見かけたが、今年はまだ蝉の鳴き声をきかないことに気づいた。
昨日は風雨の強い一日で散歩をさぼってしまったが、今日は曇りがちの空模様で風もあって心地よい。
さて歩こうと出かけたら、自衛隊の構内の木立から初蝉の鳴き声に遭遇した。
そこで歩きながら駄句を一句
初蝉や 聞いて暑さのつのりけり 津々
早いもので今日はもう七月、令和二年も半年を過ごしてしまった。コロナ騒動での蟄居生活の中でも欠かさず散歩だけは続けた。
最近は散歩人口がやや増えて、後ろからやってくる人たちがどんどん追い抜いて行く。
暑さばかりのせいではなく、脚力が落ちて所要時間が随分増えたように思える。
奥方が「距離を減らしたら」というが、距離を減らすためにはコースを変更しなければならない。
この暑い夏の間、奥方の言葉に甘えてみようかと気持ちが揺らいでいる。そのままずるずるとなりそうな気もするが・・・