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融 助次郎 狂言
来客 同役中 入江次郎太郎 村上久太郎 蒲池太郎八
坂口唯之助 中路新兵衛 梅田大八
他客 加々山権内 宇野一郎右衛門 岩崎武橘夫婦
山口純太郎
縁家 戸嶋 主家 宇野氏 姉 上村 主家
献立 上通 次通 献立帳ニ記 例年通
十六日 今日 発星山ニ神祭 檜五百本寄進 発星山＝本妙寺
右相済 出初之事
奇内 勤
十七日
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十八日 今夕 岩崎宅 花生 初見物之事 嘉一郎も加る
十九日 今日 朝飯後より溝口孤雲殿 八景水谷別荘案内 溝口孤雲 名は貞直、初は蔵人と称し、後孤雲と称す。竹雨、鳳屋等の号あり。食禄三千石、
ニ而 同所宴会之事 浪華酒ニ弐重添 梨子実添 中老より家老に進み大奉行を兼ぬ。維新の際は藩公に代りて出京し斡旋大に力む。(この当時は隠居中）
同道 上妻半右衛門 出会 永屋猪兵衛 早川十郎兵衛 後召されて参与となり徴士に挙げらる。
庄村市ノ助 内山平治 御袋も相見 盛宴ニ而暮過帰 明治五年三月十三日没す。年六十四。墓は北岡安国寺。後従五位を贈らる。
宅之事
廿日
廿一日 上益城所附中取扱置候 沼山津村澤田栄次郎地方
譲受一件 内膳殿家来下田半之助印形子細 口付
御惣庄屋光永四兵衛より達出ニ付 上益城同役藤本
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常記初其外郡監上妻半右衛門 岩崎物部咄合有之候処
組上下達物部記録ニ認ス 略之
廿二日
廿三日 今夕荒木氏へ参り 序ニ右栄次郎屋敷一件取
扱候ハ 同氏差図之趣有之 取扱置候ニ付 委細申向間置
候處承知ニ相成 尚手を詰候様との事 委細達物帳ニ録
廿四日 右ニ付 平之助請出等吟味出候ニ付 夫々懸合
置候事 上妻へも咄合候事 右同断
公参湧水庵参拝
ニノ丸御屋形新御殿等 上妻列同道拝見候事
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廿五日
廿六日 寄合
廿七日 同役道家角左衛門 御穿鑿頭当分被仰 其跡飯田
熊之助当分被仰付候事
廿八日 新座例月稽古能 見物之事
廿九日
二月朔日
二日 参拝
三日 清正公御厨子 新規ニ槻板ニ而出来いたし候に付
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邪神躰者恐多候間 貫主へ御礼を相頼置候処 今日
御勧請之御礼相調に付 御厨子奉勧請 其上ニ而本
妙寺参拝 貫主へも礼ニ参り候事
一今夕市立ニ付 片山幷村上より案内 同役中参
り申候事
右帰りニ小子宅へ立寄 藤本と飯田論説有之候
其子才ハ小子より飯田こなたへと呼立候處 脇
差を持参いたし候処 藤本よりいさき／＼烈敷事
と申候に付 双方論ニ成 翌日 飯田 岩崎宅
へ参り 既に辞職之相談申候処 岩崎取鎮
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小子よりも同所参り咄合相治り候事
上下達物帳ニ記ス略之
四日
五日
六日 寄合
七日 今日市立 入江より案内 同役中参候事 帰り
ニ岩崎へも立寄
八日
九日 今日南関より早打着来ル 十四日 顕光院様 顕光院＝細川齊護室・益姫（浅野斎賢女）59歳
鳳台院様 南関御通行 同所者御昼休之段申来 鳳台院＝細川慶前室・茂姫（細川利用女）34歳