
別段私が歴史家を目指そうという訳ではない。しかし独学で人様はどういう勉強をしているのかを知るうえでは面白そうではないか。
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【内容情報】(出版社より)
◆独学で歴史を学んで「学問」へのリベンジをしよう
定年を意識し出した中高年、あるいは現役でバリバリ活躍している人たちに、歴史の独学を勧める指南書。
物知りレベルを超えた「歴史家」への道筋を示す。
世に問うに値する研究であると認められ(リスペクト)、「学生時代に勉強しておけばよかった」「上の学校へ行って学問をやりたかったのだが、さまざまな事情でそういうチャンスがなかった」という方々の学問への新たな取組み(リベンジ)、その成果としての論文の専門誌掲載や出版(自分や社会へのリペイ=お返し)のノウハウを示す実践的ガイド。
◆著者は在野史家のレジェンド~研究のイロハから論文作成までをガイド
著者は知る人ぞ知る在野史家。都立高校に奉職するかたわら、「歴史民俗学研究会」を立ち上げ、定年後に在野史家として独立。
『サンカと説教強盗』や『史疑 幻の家康論』など、当該ジャンルの必読書ともいえる書籍をものした。
足で稼いで史料(資料)を発掘し、希少な文献の博捜と歴史探偵ばりの推理力を駆使しての著作は、まさに独学者のレジェンド。すべて著者自身の長年の単独研究に基づく、
史料の探し方・読み方、フィールドワークの手法、研究のまとめ方、発表のノウハウなどを描き尽くす。
◆歴史好きから歴史家を目指すチャレンジャーへ
読者対象は歴史に関心のある中高年、向学心の高い現役世代。
独学本ブームのなか、独学で学問に触れたいという層に答えるマニュアル本であり、歴史を学ぶ実用書でもある。
始めるのに遅いということはない!