昼すぎに本棚がやってくるというので、押し入れの段ボールを引っ張り出したりしている。
本は地震後押し入れ上段のダンボール棚に収まっていて、下段はほとんどが史料の山である。すさまじい量で引っ張り出したのは良いが足の踏み場もない状態である。
袋を開いて中を確認していると、思いがけない資料が見つかっては、見入ってしまって時間を費やしている。
本は収納できるとして、この資料類はどう分別記録するかが又頭の痛いことではある。
スキャンという手もあるが、やはり紙資料には得難いものがある。苦労して取寄せたり、収集したり、またはいろんな方から頂戴したもので、当時の事が鮮やかによみがえるから不思議である。
引っ張り出した資料が無事に収まってくれるのか、どうも懐疑的状態である。本を入れた段ボールが他にも二三個あり、開くのが恐ろしい。
元に戻すのにはニ三日かかりそうな予感がしている。
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■足の踏み場なく・・
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