史談会の若い友人N君が所蔵する、米田是容の御嫡女・御豊様の縁談にかかわる文書である。
沼田勘解由との婚約が調い結納から婚禮に至る膨大な記録文書である。N君と電話で話す中、この文書の話が出て、是非見せてほしいと、今日の史談会会場に持ってきてもらった。
15歳の御姫様だが、米田家は二の丸の北、二の丸御門を守るような形で百間石垣を背にした位置に屋敷がある。
御嫁入とはいっても、沼田家は同じく二の丸内の、西大手門前に屋敷があり、200メートルほどしか離れていない。
そんな中での細川家重臣の両家の儀礼にかかわる文書で、大いに興味があるが、40数葉という大部であり、これを読み下すには相当な労力を要する。
「新・肥後細川藩侍帳」の改定作業を数日休んでいるので、明日からでも再開させなければならないが、しかし随分面白そうで早く読みたいという想いが強い。どうしたものかと思案中である。
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■御豊様御縁組
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