■細川家根本家臣・沼田家のこと
熊本日々新聞のOBであられるTI様から、同僚であられた沼田家の当主の沼田富士彦様の訃報をご連絡いただいた。熊本大地震では甲佐のご自宅が被害をうけられ、怪我をされたと人づてにお聞きしていた。まだ67歳というお若さである。富士彦様は嫡家のご当主だが、私は高祖父の関係で分家(門太家)の血をわがDNAの中に少々持っている。親しく御目にかかりお話をしたことはないが、奇妙な親しみを感じてきた。...
View Article■細川小倉藩(377)寛永六年・日帳(閏二月十二日)
日帳(寛永六年閏二月)十二日 | | 十二日 加来二郎兵衛 |河口ノ行燈風ニ破 |一、河口ノ御番上林二郎右衛門尉登城仕申候ハ、河口ノあんとんを今夜ノ風ニ吹破申候、其上一方ノ損ス | (桁) |...
View Article■細川小倉藩(377)寛永六年・日帳(閏二月十二日)
日帳(寛永六年閏二月)十二日 | | 十二日 加来二郎兵衛 |河口ノ行燈風ニ破 |一、河口ノ御番上林二郎右衛門尉登城仕申候ハ、河口ノあんとんを今夜ノ風ニ吹破申候、其上一方ノ損ス | (桁) |...
View Article■細川小倉藩(378)寛永六年・日帳(閏二月十三~十四日)
日帳(寛永六年閏二月)十三日 | | 十三日 安東九兵衛 | | (三淵重政)江戸ヨリノ書状 |一、夜前夜半ニ、長岡右馬助者ゟ 御書持下候、忠利書状 | 一、三斎様へ 御書壱通被進候、則亥刻ニ中津へ差上候事、...
View Article■細川小倉藩(379)寛永六年・日帳(閏二月十五~十六日)
日帳(寛永六年閏二月)十五~十六日 | | 十五日 加来二郎兵衛 |家老奉行ノ談合 |一、御家老衆ゟ披仰越候ハ、談合仕事とも御座候間、御両人ともに御越候様ニとの儀にて、則両人と | も参候事、 |...
View Article■おしも覚書・写
まくり・古文書・霜女覚書写し・細川ガラシァの最期 ヤフオクにガラシャ夫人の最期を伝える侍女・おしも(霜)のいわゆる「おしも覚書」の写しが出品されている。当然のことながら本物は細川家が所蔵するところである。写しといっても、ただ文章を写したものであり、霜の筆跡まで似せたものではないことは当然である。
View Article■「麒麟が来る」の後には
今日の麒麟が来るには、また摂津腫門という悪役として片岡鶴太郎が登場するらしい。「軍師官兵衛」では鼻の頭を真っ赤にさせて小寺政職役を怪演してくれたが、また好演してくれるだろう。今井宗久役の陣内孝則など、思いがけない俳優陣の起用も面白い。NHKの大河ドラマは今年は珍しく、欠かさずに拝見している。 ところで「麒麟が来る」の後には、引き続き、NHK・Eテレの日曜美術館など如何ですか・・・・...
View Article■細川小倉藩(380)寛永六年・日帳(閏二月十七日)
日帳(寛永六年閏二月)十七日 | | 十七日 石本三助 |上方ヘノ音信 |一、大坂へ上り申御小早、御船頭ハ田中作兵衛ニ、 三斎様ゟ 烏丸様へ被進 御文箱壱つ、幷貴田三斎ヨリ烏丸万等 | (政時)ヘノ状 | 権内所ゟ...
View Article■侍帳改定と冨尾園墓地
史談会の資料作成などで数日「侍帳改定」の作業がストップしていた。昨日の日曜日は完全休養、今日は図書館に出かけようと思ったが、左ひざ痛がひどくて断念。 墓地情報を侍帳に反映させようと思っているが、これはなかなか難儀、いろいろ資料を読みながら各お宅の侍帳に書き込む。I...
View Article■細川小倉藩(381)寛永六年・日帳(閏二月十八~十九日)
日帳(寛永六年閏二月)十八~十九日 | | 十八日 加来二郎兵衛 |江戸ヨリノ飛脚ノ |一、芦田與兵衛与矢野清右衛門・続亀介与安東市右衛門、江戸を閏二月三日ノ申ノ下刻ニ出、大坂へ旅程 |...
View Article■秋の展覧会
熊本県立美術館 第Ⅲ期 新発見!大名・細川家の日々のお道具 10月3日(土)~12月13日(日) 熊本県立美術館・細川コレクション展示室 歴史をこえて 細川家の名宝 国宝“細川ミラー”期間限定公開(10月18日まで)! 9月18日(金)~11月8日(日) 熊本県立図書館「くまもと文学歴史観」 企画展「絵図が語るくまもと」 ―熊本県立図書館 絵図コレクションから―...
View Article■細川小倉藩(382)寛永六年・日帳(閏二月廿日~廿一日)
日帳(寛永六年閏二月)廿日~廿一日 | | 廿日 石本三郎 |三斎書状忠利宛 |一、今日江戸へ差上候御小人ノ名ハ孫介・長兵衛、二人ニ 三斎様ゟ越中様へ被進候 御文箱一つ、痰ノ薬 | (竹原) |...
View Article■知らないうちに
先日の「麒麟がくる」では、知らないうちに細川藤孝が青竜寺城主になってましたね~。片岡鶴太郎演じる摂津晴門もいかにも曲者の感じを好演していて良い役者だなと感じました。...
View Article■細川小倉藩(383)寛永六年・日帳(閏二月廿二日~廿四日)
日帳(寛永六年閏二月)廿二日~廿四日 | | 廿二日 石本三郎 |寛永四年奉公帳ニ |一、頼母殿ゟ、寛四ノ御奉公帳ニ、与中之判形御取候て、御上申をうけ取置候事、判形 | |...
View Article■京兆家・典厩家・野州家
今日の「細川小倉藩」でご紹介した細川七左衛門については、長い間一族ではあろうがどういう人物なのか謎であった。ある方の情報で今年の3月11日、下記の系図をお示しした。 ■細川之系図「典厩家細川藤賢の子が清左衛門、その子が七左衛門と出雲」 典厩家とは代々の人(全てではない)が右馬助を名乗ったため、...
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