■肥後国中「御家人名附」・(5-完)
以下は豊後領の各手永に関するものであるが、底本「肥後国中寺社御家人名附」に於いては「阿蘇郡」の各手永として扱われているので、これにならいご紹介する。 ■阿蘇郡久住手永 御郡医師 加藤玄栄 一領一疋 久住村 筑紫安太夫 白丹町 同 儀兵衛 阿蔵野村 志賀秀左衛門 小園村...
View Article■元和九年・覚書(八月廿七日~八月廿六日)
| 八月廿七日 晴天 | | 一、黒原町ニ、弐間ニ三間之家壱軒 中国之牢人 甚左衛門 | 一、同所ニ、弐間ニ三間之家壱軒 同 喜左衛門 | 一、湯川町ニ、弐間ニ三間之家壱軒 同 弥左衛門 |...
View Article■梅雨入りの報やらボヤ騒ぎやら
九州中部・北部がようやく梅雨入りした。台風も接近していてこちらの影響もあって明日くらいは大雨の予想が出ている。一気に季節がかわったという感じだ。 TKUニュースの映像から...
View Article■本郷和人氏著「戦国夜話」から(1)
東大史料編纂所の人気教授・本郷和人氏の著「戦国夜話」は、「細川家」「前田家」「上杉家」の三家を3章72夜(話)で語られている。第1章の第1夜~第21夜までが「細川家の巻」である。氏の洒脱な語り掛けるような文章は肩がこらずによい。...
View Article■元和九年・覚書(閏八月朔日~閏八月七日)
元和九年には八月に閏月がある。以下の日付の頭にある「壬」は「閏」を略して記されている。つまり門構えを外して壬と表記している。閏という文字は会意文字であり、「門」と「王」が合わさったもので、「王が門の内側に篭って休むこと」が原義だという。閏日や閏月には王が政務を休みにした事から、「追加された日や月」「うるう」という意味になった。 | | 壬八月朔日...
View Article■「どんぐり」の本
史談会の会員でもある S さんは、ドングリを探して世界の各地を回るなどされた「どんぐり博士」でもあった。前回の史談会でお話を頂いたのだが、これが出席者の大好評を得た。私も「ドングリ」の事を知りたいと思い、氏に本を紹介していただいた。Amazonや日本の古本屋などで購入したのが、この三冊である。...
View Article■朝の散歩も一年を過ぎましたが・・・
朝の散歩は去年の6月24日から始めていて、一年を経過した。血圧や血糖値が高くDrから散歩を進められたのが始まりである。薬を飲み続けているが血圧は下は正常値の範囲だが、上は140位を行ったり来たりしている。最近ではコレステロール値が高くなり、
View Article■「アフィリエイト、商用利用、公序良俗等の規約違反」
goo blogの事務局から「アフィリエイト、商用利用、公序良俗等の規約違反により、又は、法令上規定されにより現在、1件の記事を公開停止させていただいております。」という連絡が届いた。【理由1】知的財産権(著作権・商標権等)、名誉、プライバシー等の権利侵害 とある。「えっ何事??」と思い、その「1件」が下の記事なのだが・・・「これの事か?」とすぐさま理解できた。...
View Article■清田家の系図を再び精査する
清田氏については過去いろいろ書いてきたが、どうもしっくりせずに来た。多くのコメントもいただいているが、これらを精査し、関係書籍や、サイトなども拝見して私なりにこうではなかろうかと考えたものがこの略系図である。ご批評いただければ幸いである。 +--鎮隅(天正15年・1587)豊前長野一揆に出陣し、戦死 ● |...
View Article■元和九年・覚書(閏八月八日~閏八月十三日)
| | 壬八月八日 晴天 | 桐油ノ鉄炮袋ニ二 | 一、とうゆうノ御鉄炮袋、壱つニ金ノ二つひきれう置候ヘハ、薄六枚半入申候、こし漆弐分五厘入引両ノ金紋ノ材料 | 申候 |忠利下向注進ノ小 | 一、門司迄、御下向ノ注進之小早壱艘申付候事早 | |...
View Article■Q&A「転び切支丹類続について」
「転び切支丹類続」について詳細を知りたいというご質問を頂いた。「サイトで調べたところ、『江戸時代、キリシタン宗を信奉した者の一族7世までをいう語。女系の場合は4世まで。』という事であった」とある。...
View Article■元和九年・覚書(閏八月十四日~閏八月十七日)
| | 壬八月十四日 | 忠利室・千代姫 忠利室供ノ中間小 | 一、御上様御供之御中間・御小人不足分、御家中へ可申付 御意候事人ノ不足分 | 特記:この年の10月14日忠利室千代姫江戸に移住することになる。その準備か?大坂詰ノ鉄炮足軽 |...
View Article■狂い咲き?
今朝も雨です。梅雨だから仕方がないものの、随分遅い梅雨の入り食後のこのどか降りは不安が募る。昭和28年の熊本大水害の三日間の累積雨量は750ミリ位ではなかったかと記憶するが、今年はあと2・3日は大雨が降り続いて1,000ミリ位になるのではないかという。すっかり地盤が緩んでいるから、山間部での土砂崩れなどが心配されている。...
View Article■御侍帳・家紋から考える(10)
■遠山斧三郎は「遠山三右衛門家(南東10-21)」の6代目である。「御前様御付・御裏方支配頭之支配 御前様御付 百石之御擬作」 家紋は「陰の向こう梅紋」である。...
View Article■実生の松と欅
朝の散歩で見つけた実生の欅と松である。欅は11本がまるで林のような形である。高さは約9㎝ほどだがすぐ成長することだろう。 もう少し成長したら、頂部を詰めると脇からまた芽を出して風情を作ってくれることだろう。 「松」の方は高さは5㎝にも満たないもので、下葉も見えないところを見ると、一年生か。...
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