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Channel: 津々堂のたわごと日録
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■待ち人未だ・・・

 熊本はお昼すぎから雨になった。夕刻からは強い雨になるらしい。湿度が18%とかいっていたが、よい天気が随分長く続いたせいである。そんな中わが奥方は外出中、私はというとやって来る三個口の郵便物がいつ届くのか、今か今かと気にしている。本を待っているというより、奥方がいないうちにポストから取り出そうと思っているからである。「また買った・・・」と小言を言われるに決っている。...

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■信長を想う

 M家文書から三斎自筆の書状である。八代でのことであることは間違いないと思われるが、側近の志水次兵衛に当てたものである。                          盆ニハ寺へ参為                         惣見院殿焼香申候                         や失念し候可書上也                                  次兵へ...

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■コーヒーとエッセイ

 オークションで見つけたこの本をなんとか落札したいと頑張ってゲットした。昭和59年9月に発刊されたこの本は、全日本コーヒー協会に応募されたエッセイ一万件の中から選ばれた五十のエッセイ集である。30年ほど前の各々の方々の思い出が凝縮されている。みんな良い話ばかりである。...

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花押づくし

 この元々の文書は寛永十五年正月十五日付けの、松平伊豆守・戸田左門連名の「條々」と称する陣中掟である。この「條々」がその日の内に有吉頼母により、主だった人たちへ回覧がなされた。確認をした人たちは花押を記して次の人へと回した。花押自体は小さいためよくわからない部分もあるが、誠に貴重な資料である。                 氏家志摩守殿                 庄村隼人佐殿...

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■松寿庵先生・第165講

                       旦夕覚書から                     御下国の刻大津御一泊之日内牧より雨降道あしく二重峠おり候時分就中すへり御駕にとり付随分念                   を入かゝせ申候處にて御駕の者共も安堵仕候所にろく道の所にてふみすへり御駕の前はなれ申候 其...

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■古記録の間違い

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■第1回永青文庫展 by 肥後の里山ギャラリー

                       肥後の里山ギャラリー  http://www.mizutomidori.jp/gallery/index.html

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■妙解寺 藩主廟前参道の石灯籠 2

【妙解寺 藩主廟前参道の石灯籠 1】 に続く、廟前階段の踊り場および廟前通路部分に並ぶ石灯篭の配置図である。            踊り場部分(図面下部)               1 清水伯耆守               2 平野弥次右衛門長知               3 長岡(沼田)勘解由左衛門尉延之               4 西山左京亮至之               5...

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■ハロウィーンの夜

 昨晩は所要で夜の街に外出、ハロウィーンの夜を若者たちが大いに楽しんでいる。熊本でもこうなのかと驚かされた。経済効果はバレンタインデーを越えたと報道されているが、もっともと納得させられる。若者たちは思いおもいの仮装で本当に楽しそう、また舶来の文化が完全に根付こうとしている。しかしながら商店街などの対応が今一といった感じ、一体感がないように思える。課題も見える。

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■秘伝薬

 「夏は股間が痒くなる~」という、なんとも直接的なCMソングが流れていたが、ある民間療法につぎの様なものがあるそうな。            陰気田虫に硫黄丹礬屋中の煤、右三味末にして大蒜をすり調合し、酢にて塗ると妙也硫黄丹礬屋中の煤とは、「硫黄と水銀の混ざった鉱石と家の中のスス」だそうだが、聞いたばかりで恐ろしい。...

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■肥陽府中記をよむ

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■熊本の四つの橋

 この写真は昭和55年に発刊された「ふるさと...

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■享保十四年、象、江戸へゆく

  享保十四年、象、江戸へゆく         岩田書院             読みました。これは面白いですよ。秋の夜長のひと時にどうぞ・・・・・・・ 目次 第1章 象の渡来(象の渡来命令;象の到着から陸揚げまで ほか)第2章 長崎から京都へ(出発に先立つ指令;象の飼料と宿泊予定地 ほか)第3章 京都にて(京都へ到着する;京都における町触 ほか)第4章...

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■熊本県立美術館「南蛮文化と細川家-忠興とガラシャ、異国との出会い」展

熊本県立美術館「南蛮文化と細川家-忠興とガラシャ、異国との出会い」展では、ガラシャ夫人の書状が展観できる。上の文字は石川九楊氏著「一日一書」に紹介されている、ガラシャ夫人の書状の一部である。この書状の中から是非ともこの文字を探していただきたい。このような鑑賞の仕方も一興であろう。さてこの文字の読み方は、こちらをご覧いただきたい。...

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■ガラシャ夫人書状「そうしゅん殿」宛

昨日のブログでご紹介した文字が書かれている書状である。2005年に八代未来の森ミュージアムで開催された、「大名細川家-文と武の軌跡-」展の図録から引用させていただいた。いわゆる女房奉書と呼ばれる独特の書式で、とても素人では読み下すことはできない。下の釈文にある番号順に読むわけだが、改めて昔の人はすごいなーと率直に思ってしまう。...

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■尾藤家の家紋、そして桔梗紋

                                                        違い斧紋...

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■細川家の七つ紋

 そもそも七つ紋とはどういうことなのか・・・・・「背中+両後ろ袖+両胸」の「五つ紋」に加えて、さらに前の両袖にもつける事によりそう呼ばれている。そしてこれは、細川宗孝公が江戸城中で、家紋を見間違えられて刃傷に及ばれ死去した事に伴う措置だとして、家紋そのものもいわゆる細川九曜に替え、七つ紋にしたと巷間に流布している。...

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■立冬にして・・夏日?

 朝からの雨の予想がはずれてよい天気、今日は立冬だというの夏日の気配である。もしそうだとすると四日連続ということになる。(多分間違いない・・・・・) 窓を開け放って風を通しているが、外では取り入れそこなった風鈴が強い風にあおられている。昨今の狂ったみたいな気象現象に大いなる違和感を感じる。寒いのは得意ではないが、なんといっても立冬なのだから冬の朝(立冬の季語)の気配がほしかった。

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■【伝来】r9852〈細川綱利〉柳生宛書状 肥後熊本藩主細川家3代

                                              【伝来】r9852〈細川綱利〉柳生宛書状 肥後熊本藩主細川家3代                柳生飛騨守(宗冬)に当てた細川綱利の書状だという。私が興味を持ったのは花押である。あまり見慣れないなー...

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■いちまき―ある家老の娘の物語

 いちまき: ある家老の娘の物語                新潮社 出版社内容情報 曾祖母が江戸家老の娘だったなんて!遺品整理で和綴じの冊子を見つけたことで、自らのファミリーヒストリーを探る旅が始まった──。曾祖母が江戸家老の娘だったなんて!...

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