■熊本駅周辺開発
昨日在熊メディアは一斉に、JR熊本駅と周辺広場の開発計画案を発表を放送した。延べ面積107,000㎡に及ぶ施設の建設が、2021年春の開業を目指して始まることになる。鹿児島・大分に後れを取ってしまったが、いささか僻地感のある駅周辺が副都心(?)として大きく様変わりしていく。
View Article■再開・度支彙凾(17)
七六 〇御切米取之子供組入之儀ニ付御達 御切米取員數之儀、大躰御國之高ニ應以前より之御定メ有之、相續之家外は一代限被仰付候得共、御仁厚之筋 を以年勞之者之跡ハ相應ニ被召出候處、年來御切米取莫大ニ相増、後年ニ至候ては御扶助も居兼候可相成 哉ニ候間、近年一切程ニ組上り等被差留置候得共、其験も見兼、此上は年勞有之者たり共、相續之家以外は彌以一...
View Article■4系統を整理整頓
お預かりしているO家の文書の内の系図、線が入り混じっていて何とも判りにくく、4系列のお宅を色分けをしながらようやく納得。清書しようと思ったのだが、この線の引き方ではまずいと思い、方眼紙に書いてはラインを修正液で改めながら、出来上がったのが下の図なかなか良いではないか。これを手元に於いて、文書を読み解こうという魂胆である。都合4時間、無駄ではなかった。
View Article■熊本・鶴崎間三十里余、豊後街道里程
〇龍田口 壱里左右塚アリ ・下竜田村 ・宇留毛村 ・陣内村 ・水吞「出小屋 ・三ノ宮 竜田阿蘇三宮神社 〇二里 左右塚アリ ・上竜田村 ・武蔵塚 武蔵塚公園...
View Article■再開・度支彙凾(18)
八二 御家中之面々存寄之儀有之輩は、輕輩たり共書附可差上旨兼て被仰出置候通ニ候得は、輕輩とても於御家中は匿 名之落書等は有之間敷事候處、前々も有折匿名之落書等有之、若は上書之手筋無之輩ニても可有之哉、依之申 談、陪臣其外何人たり共存寄有之輩は、姓名を顕し書附差出候ハヽ及評議其程次第言上、志之條々奉達尊聴ニも...
View Article■九博へ行くぞ
熊本史談会では、会期が11月26日までとなった九州国立博物館の新桃山展「大航海時代の日本美術」を展観しようと思っている。たまには外に出て英気を養おうというわけである。大宰府天満宮にお参りして美味しいものを食べて、「梅が枝餅」を土産に帰ろうという算段である。...
View Article■途中流説(一)
熊本・鶴崎間三十里余、豊後街道里程 を著した人物は、裏打ちした紙面之の裏側に「途中流説」という一文を書き記している。途中の村々で耳にした咄である。興味ある内容であり読み下しの勉強にと思い読んでみた。 途中流説 一坂ノ下村ニテ熊本古町之者之由靏崎江久シク滞留イタシ...
View Article■途中流説(ニ)
途中ニ而見受候分 内牧千石橋ノ邊ニ村役人四五人百姓三四十人寄合居不審有之 内牧宿ニ而承り候者坂梨ニ而立籠ニ入置し志様子有之 二三人縄付ニ而熊本江罷出候由 大牟田ニ而士三人鑓壱本印者※1如図白ニ朱ノ紋歩行ニ而...
View Article■雑色草書(1)
先達て町方帳面之内目録出来いたし、右之内、日帳目録之口ニ記置通、式ニ成候儀も、帳面之内ニ有之事ニハ候 得共、目録打出ニいたし置迄ニてハ、日帳吟味と申場ニ心付申間敷儀も往々相見、間違も可有之哉、何れ已来 ケ様なと式ニ成候類は、兼て見馴居不申候ては難成事ニ候、依之市井式稿ニ有之事之内變し候儀、然處新ニ格式...
View Article■雑色草書(2)
一一一御領内之銅唐金等之古地金他國え持出候付、古地金拂細工指支候段、町中きせる屋共より依願他國出被指留 候事 但、四ヶ所町え達之文章ハ、右町諸達帳ニ有之候、熊本町え之達日帳ニハ見兼候、きせる屋共より願之書付 ハ記有之候也 右明和元年閏十二月 一二一鳥打ニ子供大勢付廻妨ニ成候様子ニ付、以來付廻不申様堅可申付段達之事 右明和二年三月 一三 「安永七年正月日帳...
View Article■九博+太宰府天満宮行き
史談会の仲間と楽しく九州国立博物館の「新桃山展・大航海時代の日本美術」展行き。平日ながら大賑わい、心わくわく展示室に入ったのだが、眼鏡がPC用であったため展示品にある説明文が良く見えない。大失敗だ・・・そこで図録を見ながら約一時間かけてゆっくり展観、かえって頭に入ったような気がしている。 図録 ついにみることができました「高麗荒木」...
View Article■雑色草書(3)・・踏み絵のこと
一九一冬之内為商賣御領内遠方え罷越居、明ル正月影踏之節居合不申者も有之、不心得ニ候、向後ハ如何様之儀ニて、 何日より何方え罷越十二月中罷歸可申との趣書付、五人組連判加印ニて別當手前ニ取置可申旨 但、十一月晦日迄ニ罷歸候者ハ書付ニ不及、十二月朔日ニ可罷歸日積ニ候ハヽ、本行之通相心得候、且正月 影踏之節歸合不申者ハ、影踏相濟候上早速相達候様...
View Article■雑色草書(4)
二一一鬮(クジ)講と唱、大勢組合致出銅様子ニ候、前々より之講と違仰山ニ付急度可被指留處、左候ては鬮末之者可迷惑哉 ニ付、當十二月迄ニ相仕舞可申候ニ、新ニ仕立候儀企立候ハヽ、急度可被仰付段達之事 右明和三年五月日帳 二二 古米屋町壹丁目 旅人問屋 肥前屋...
View Article■雑色草書(5)
二七一五家中之面々、京・大坂・長崎より調下之荷物取越之節ハ、御留守居/\加印之證文見届、御口屋差通候様元禄 十一年及達候處、當時ニ至り區ニ相成候様子ニ相聞候、彌以證文被相添候様ニ右留守居/\え及御達候、江戸よ り大坂え被指通候自分荷物も同前、其外他所より荷物取越之節は、荷主より御奉行え指出被仕候ヘハ、陸口湊口...
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